高山市の寺を宿坊「ホテル」に再生、お務め・写経・人力車などの体験提供で9月に本格開業

社寺での体験ステイサービス『お寺ステイ』を運営するシェアウィングは9月1日、岐阜県高山市の高山善光寺を宿坊として再生した「TEMPLEHOTEL高山善光寺」をグランドオープンする。同社は高山善光寺より運営支援業務の委託を受け、同寺を宿坊としてリフォーム。7月10日にプレオープンし、外国人旅行者などを受け入れていた。グランドオープン以降は、戒壇巡り、お務め、着物、写経、人力車市内ツアーなど日本文化を体験できるアクティビティを用意するほか、心と体を整える「セルフクレンズ」の場も提供していく。

同社では、檀家の高齢化や参拝客の減少に悩むお寺が増える一方で、お寺ならではの体験を望む外国人観光客が急増していることから、この宿坊再生プロジェクトを推進。高山善光寺に続く第二弾として、広島県竹原市内にある松月寺の再生プロジェクトを進めており、新たな宿坊として来年1月にオープンさせる予定だ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…