東京・日比谷に2つ目の「東京ミッドタウン」、地上35階建て複合施設が来年3月開業へ　－三井不動産

三井不動産は、東京・日比谷地区（千代田区有楽町一丁目）で推進中の大規模複合開発プロジェクト「（仮称）新日比谷プロジェクト」の名称を「東京ミッドタウン日比谷」に決定した。2018年2月1日に竣工、同3月29日のグランドオープンを目指すもの。東京・赤坂の「東京ミッドタウン」に続き、2つめの「東京ミッドタウン」となる。

このプロジェクトでは、地上35階、地下4階、延べ床面積約18万9000平方メートルのオフィス・商業スペースを開発。1階から7階は商業フロアとし、シネマコンプレックスやレストランほか、約60店舗が入居する予定。オフィスフロアは9・10階のロビー階から11階～34階となる。

現地は明治政府が作った鹿鳴館跡があるほか、日本の迎賓館として創業した帝国ホテル、日比谷公会堂、東京宝塚劇場、日比谷映画劇場といった、社交や芸術文化・エンターテインメント関連施設が集結する場所。その歴史的なイメージをそのままに、新たな魅力を持つ街に開発する。赤坂の「東京ミッドタウン」が「Diversity」「Hospitality」「Creativity」「On the Green」の4点を提供価値に設定。一方で、今回の「東京ミッドタウン日比谷」は、これら4点に加え、街の個性として「In the Park」「Entertainment」「Elegance」を設定。世界中の様々な文化や管制が日比谷で交流することを促していく考えだ。

計画地は以下のとおり。

三井不動産：報道資料より

三井不動産：報道資料より