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JR東海が「国宝新幹線」を運行へ、国宝120周年記念で京都の国宝をめでる旅、秋キャンペーンの一環で

JR東海は、2017年11月19日に団体専用臨時列車「国宝新幹線」を運行する。「そうだ 京都、行こう。」初秋キャンペーン企画として実施するもの。京都国立博物館で41年ぶりに開催される特別展覧会「国宝」に合わせ、秋の京都で国宝を愛でる旅を提案する。

2017年は、「国宝」という言葉が生まれた古社寺保存法制定から120周年にあたる年。小学館や日清食品、日本出版販売とJR東海が共同で「国宝応援プロジェクト」を発足。国の宝の再認識し、国宝を盛り上げる活動を推進している。

首都圏発の「国宝新幹線」では、日本美術に関する書籍の著者で明治学院大学教授の山下裕二氏と、NHK「日曜美術館」MCとしても知られる俳優の井浦新さんによる国宝解説アナウンス(事前収録)で、国宝の基礎知識を学べる。特定の旅行商品で乗車する200名は、京都国立博物館で開催される二人のトークショーにも参加可能。また、「週刊 ニッポンの国宝100」創刊号のプレゼント(小学館提供)なども用意する。

11月19日には、JR東海ツアーズが国宝新幹線を行程に組み込んだ添乗員同行のエスコートプランを提供。国宝展の貸切内覧に加え、金戒光明寺や比叡山延暦寺などの入場観光を含め、5万9800円で提供する(普通車指定席プラン)。

そのほか、国宝展の開催期間(10月3日から11月26日)には、大手旅行会社が特別旅行商品を販売。例えば、JR東海ツアーズでは、東京発着の京都1泊・日帰りツアーを提供。「国宝」展入場券付、新・都ホテル宿泊で2万4900円から提供する(3名1室の場合)。

そうだ 京都、行こう。「国宝」特設ページ