JTBが「民泊」に参入、民泊仲介「百戦錬磨」に出資で業務提携、古民家など遊休資産を活用へ

JTBはこのほど、公認民泊の予約サイトを運営する百戦錬磨と民泊サービス事業に向けた業務連携で合意した。包括業務提携の締結にあわせて、JTBによる百戦錬磨への資本参加を実施。今後は、両者の事業資源を相互に活用し、民泊事業を通じた宿泊施設不足解消につなげるとともに、地域活性化を推進していく。

提携業務の柱は、空き家や古民家などの遊休資産を宿泊施設として活用する自治体向けの地域開発コンサルティング事業。また、民泊サービス提供事業者の人材育成、施設運営支援のほか、販売支援、プロモーション支援もおこなう。インベント民泊にフォーカスした推進業務も進める。

百戦錬磨は、民泊を取り扱うプラットフォームとしては当初より「合法」を理念にしてきた企業。現行法を遵守した簡易宿所扱いの民泊やイベント民泊などを得意としてきた。民泊新法が施行されれば、新法に則った施設を掲載する予定だ。

取り組み第一弾として、2017年9月12日より、JTBグループが運営するインバウンド向け予約サイト「JAPANiCAN」と百戦錬磨が運営する民泊予約サイト「STAY JAPAN」を連携。JAPANiCANサイト内でのアフィリエイト販売を開始する計画だ。

JAPANiCAN(英語)STAY JAPAN

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