クラブツーリズムが「終活」事業を本格化、バス旅行形式の生前葬から自分史づくりまで、案内デスクも開設へ

クラブツーリズムは2017年12月より、「クラブツーリズム・メモリアル」の名称で終活事業を本格展開する。シニア層を中心とする顧客の人生そのものに寄り添い、「最期の時」までをカバーする総合サポートをおこなうもの。

まずは、「終活の総合サポート&案内デスク」を開設して、相談への対応や専門事業者の紹介などを実施。また、「生前葬」の企画・プロデュース・販売、「自分史づくり」サービスなどもおこなっていく。

具体的には、情報提供や専門事業者紹介では、海洋散骨、樹木葬、納骨堂などに関する対応を進めるほか、2018年からは葬儀、お墓の引っ越し、相続・遺言手続き、遺品整理・生前整理などのサービスも拡充。

生前葬ではホテルでのパーティ形式やバス旅行形式のプランを用意。自分史作成サービスではプロのライターがインタビューをおこなって、自分史年表、プロフィール、思い出写真、家族への手紙などを1冊16ページにまとめる。そのほか、各種供養形態の見学・体験バスツアーや専門講座なども予定している。

同社では2012年より「終活」に着目した取り組みをおこなっており、関連する内容の講座や日帰りバスツアーなどを企画。今回の本格展開は、これまでの参加者約1万人から寄せられた悩みや相談、不安の声などをもとに検討されたという。

クラブツーリズム・メモリアル

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