年末の宿泊施設の混雑予想、山形・東京・大阪は「かなり混雑」、主要都市では昨年より減少傾向

日本観光振興協会は、2017年12月年末(12月29日~12月31日)の観光予報を発表した。それによると、山形、東京、大阪で年末の宿泊施設が85%以上の「かなり混雑」に該当。札幌、箱根、那覇は70~85%未満の「混雑」状態となる見通しとなった。

この情報は、旅行、宿泊関連の実績データや6か月先までの予約状況、中央省庁や自治体、観光関係団体や民間企業のデータをもとに運用する「観光予報プラットフォーム」で予想したもの。混雑度は観光庁・宿泊旅行統計の稼働率を参考に設定。今回の発表は2017年11月15日時点の予測値となっている。

宿泊施設の混雑予想は以下のとおり。

日本観光振興協会:報道資料より

主要都市の宿泊予想数の対前年増減率をみると、名古屋が5.6%増、東京(港区)が2.7%増となった以外は減少傾向となる見通し。主要都市では、札幌市で17%減、京都で18.8%減、大阪で21.4%減など、多くが前年を下回る予想となった。

主要観光地別・観光予報は以下のとおり。

日本観光振興協会:報道資料より

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