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客室設置型の無料スマホ貸出し「handy」、日本版DMOと連携、宮城県の復興支援ホテルで地域情報を発信

ホテル客室設置型の無料レンタルスマホ「handy」を展開するhandy Japan(ハンディジャパン)は、このほど、宮城県を拠点とする日本版DMO「宮城インバウンドDMO」、震災復興支援ホテル「バリュー・ザ・ホテル」との連携を発表した。今後は3者連携のもと、地域の情報発信プラットフォームを提供。観光地域づくりをサポートしていく。

取り組み第一弾として、2018年1月15日より「バリュー・ザ・ホテル仙台名取」の全客室にスマートフォン「handy」を設置し、宿泊客への情報発信やPRを開始。DMOが周辺エリアの観光情報を一括して紹介するウェブサイト「ミヤギ・エクスプローラー(Miyagi Explore)」への誘導をおこない、多言語で情報提供や、DMOからのおすすめ情報のプッシュメ配信なども進める。

handy Japan:報道資料より

宮城インバウンドDMOは、南宮城4市9町の日本版DMO候補法人。インバウンド観光プロモーション業務や観光インフラ整備業務などをおこなう。

また、バリュー・ザ・ホテルは宮城県・福島県での復興支援を目的に開設された宿泊施設で、現在、6ホテル1714室の運営を実施。東日本大震災からの復興に携わる利用客への貢献だけでなく、次の段階の復興支援として、外国人旅行者を誘致するための観光地域づくりを支援していく考えを示している。

handyMiyagi Explore(開発中)