国営公園の利用者増加へ入園料を改定、子ども無料・大人値上げなど試行開始、ファミリー層を狙う

国土交通省は201841日から、国営公園の入園料について、子供料金を無料化、大人料金の引き上げなど、料金改定の試行を開始する。 国交省では現在、国営公園等の入園者数を、2016年度の3898万人から2020年度に4800万人へと増やす目標を掲げており、利用促進のためのソフト施策を展開している。料金の見直しもその一環で、特にファミリー層を中心とした利用者数の増加を図るのが目的。 対象は現在、入園料を徴収している全国12の国営公園で、試行期間は201841日から1年間。子どもの入園料は現行の80円から無料とする一方、大人の一般入園料は410円から450円に引き上げる。また、新たに大人向けに2日間通し券を500円等で設定する。シルバー料金の変更ない。 このほか、団体料金については金額の変更はなく、公共交通機関や旅行会社が販売する旅行商品に適用する。年間パスポートは大人が2600円から2800円に値上げするが、従来1つの公園で使用可能だった規定を、入園料を徴収するすべての国営公園で使用可能とする。 なお、国営沖縄記念公園については、設定料金が異なる。発表資料より

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