東京・中野サンモールで来街者を画像解析、属性や通行量を把握で観光施策に活用へ、中野区とNTT東が連携で

中野区とNTT東日本は、中野サンモール商店街振興組合の協力のもと、中野駅北口付近の中野サンモール商店街内で、ネットワークカメラを活用した画像解析による来街者属性分析の実証実験を2月9日から3月末にかけて実施しする。

中野区は、増加する訪日観光客を含めた国内外の来街者に対し、中野区の魅力ある観光情報を発信するとともに、災害時の情報提供や区民サービス向上に向け、公衆無線LAN(Nakano Free Wi-Fi)の提供や区内来訪者の動線分析などを進めてきた。

一方、NTT東日本はWi-FiとIoT技術を組み合わせたIoTに関する実証実験を実施し、顧客のニーズにあわせたサービスを提供している。

今回の実証実験では、中野駅北口エリアの来街者の通行量や属性を把握したうえで、そのデータを蓄積した結果の解析から来街者の傾向分析を行う。中野区では、この実証実験により得られたデータ及び解析手法の有効性を確認し、今後は他の地域でのデータ解析も行うことで、区のシティセールス戦略や観光プロモーション、商店街振興策など地域振興に生かしていく考えだ。

報道資料より

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