ウィラー、バス乗務員の健康管理で宿泊棟を新設、「スマート脳ドック」導入など新検診も採用

WILLER EXPRESS(ウィラー・エクスプレス)はこのほど、バス乗務員の健康管理施策の一環として、IoT活用による運行サポートと乗務員専用宿泊棟「新木場BASE」の運営を開始した。従業員の安定した健康状態を維持することで、顧客サービスの品質向上につなげる。

宿泊棟では、睡眠と食事の管理を徹底することで、乗務員の健康管理を施す。また、「健康経営」の考えに基づき、4種類の検診(脳ドック、BNP心不全診断、眼底検査、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査)も採用する。脳ドックでは、メディカルチェックスタジオとの協業で、スマートフォンやPCを使って予約から結果の管理までをおこなう「スマート脳ドック」の仕組みを導入。保健師が産業医と連携して保健指導をおこなうほか、宿泊棟でのメニュー開発もサポートする。

さらに運行サポート管理面では、富士通が開発した運転者用眠気検知機器「FEELythm(フィーリズム)」を2016年より導入するなど、24時間体制でのモニター管理も実施している。今後は、2018年3月までに自動運転装備付き新型AMT車両を20台導入、さらに追加していく予定としている。

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