【図解】豪・米・英からの訪日旅行者数、直近10年間の推移を比較してみた ―2017年版

日本政府観光局(JNTO)発表による2017年1年間の訪日外国人数(推計)を豪州、米国、英国でみると、いずれも年間合計人数の過去最高を更新した。

米国は前年比10.6%増の137万5000人、豪州が11.2%増の49万5100人、英国が6.2%増の31万500人。

2008年から2017年まで、直近10年間の豪州・米国・英国3市場の訪日外国人数推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

なお、今回の年計は2017年12月の推計値発表に伴うもの。2017年12月は、豪州が11.2%増の5万7300人、米国が10.6%増の11万6200人、英国が10.6%増の2万3000人。3市場すべてが12月として過去最高となった。

2017年1月~12月までの推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

2017年通年の状況として、豪州は3月以外のすべての月で同月過去最高値を更新。特に4月は4割増の大幅な伸び。JNTOによれば、カンタス航空による新規路線就航など、両国間のアクセス向上に加え、プロモーションなどが訪日旅行の需要喚起につながった。

また、米国はすべての月で同月最高に。訪日重要の平準化が進み、毎月10万人前後を維持した。英国は2017年に初めて30万人を達成。日本から英国への旅行需要増加にともない英国発の割り当てが減少し、前年比減となった月もあったものの、OTAや航空会社とともに積極的に広告を展開し、訪日客の増加を後押しした。

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