旅行実態を「行動+意識」で捉える位置情報データサービス、ドコモのデータ活用で、インテージが提供開始

マーケティング・リサーチのインテージは、国内旅行・観光市場の実態を人の「行動」と「意識」の両面で把握するデータサービス「うごキット」を発売した。

ドコモ・インサイトマーケティングの基地局位置情報と、ドコモユーザーの詳細属性データに、インテージが収集するアンケートデータを用いるのが特徴。位置情報はドコモ契約端末7500万台と詳細属性データの許諾者1700万人、詳細属性は300~1700万人、国内旅行者のアンケート1万人分の大規模なプラットフォームで全国をカバーし、多様な造成情報とともに、都道府県別や観光エリア別などの詳細分析にも対応する。

また、分析だけではなく、ターゲット層に対する効果的なプロモーションを行なう広告配信サービスとしても活用可能。市場理解から広告配信、効果検証まで、マーケティングPDCA一気通貫で支援する。例えば、位置情報で見える過去の行動パターンと属性、定期アンケートを組み合わせ、よりポテンシャルの高いターゲット層を抽出し、次期旅行に関する広告配信も可能だという。

さらに、業界・業種に特化したデータに加え、インテージが整備してきた、消費行動や情報接触行動、生活意識・価値観など「暮らし」を俯瞰するデータも活用。これらデータと組み合わせることで、ターゲットをより深く理解し、インサイトに近づけるようにしている。

インテージ:報道資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…