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東京の自然で体験型エンターテイメント創出へ、モデル事業発表会ではプレミアム感がポイントに

東京都は、多摩・島しょエリアの自然を活用した体験型エンターテイメント創出事業「Nature Tokyo Experience」について、モデルプロジェクト報告会を開催した。

同事業は、山や渓流が広がる多摩地域や海に浮かぶ島しょ地域、湾岸都市の景観が楽しめる水辺など、日本の中心都市のイメージとは異なる東京の自然に注目し、新しい東京の楽しみ方を創出することを目的に行なうプロジェクト。

今回はプロジェクトを成功に導いたとする3社やプロジェクト関連の自治体が登壇し、各プロジェクトの振り返りや成果報告を発表。単なる自然アクティビティではなく、ワンランク上の特別感や付加価値のある企画が多く見られた。

例えば、奥多摩湖を望む絶景地でNOX Intervillage社が取り組むのは、常設型グランピングプロジェクト。全国各地でグランピングイベント「Circus Outdoor」を開催してきた実績をもとに、今回は初の常設型として価格帯の異なる計5帳を設置。シェフが調理する本格的な料理やキャンプファイヤーを提供する。3月のグランドオープンに向けて準備を進めており、メディア報道やSNS拡散等の予測では、計80万人以上にリーチしているという。

各モデル事業の概要は以下の通り。

「Nature Tokyo Experience」モデルプロジェクト

(1)「CIRCUS OUTDOOR」初の“常設型”グランピングプロジェクト/株式会社NOX Intervillage

(2)“伊豆諸島の玄関口”調布地域と島とをつなぐ「ガストロノミーツーリズム」/株式会社USPジャパン

(3)八丈島で“大人のアソビ”を新提案!「星降るプレミアムデッキ」&「島コンシェルジュ」/株式会社アカツキライブエンターテインメント