インバウンド向けの関西9社の交通パス、追加チャージの増加に対応で値上げ、昨年度販売は16万枚超え

発表資料より

西日本旅客鉄道(JR西日本)や阪急電鉄、京都市交通局を含む鉄道9社などは、訪日外国人向けに販売する関西統一交通パス「KANSAI ONE PASS」について、2018年度の販売を開始する。

関西統一交通パスは、JR西日本の「ICOCA」をベースにしたチャージ式交通ICカード。「PiTaPa」エリアを含む「ICOCA」利用が可能なエリアの鉄道とバスの利用に加え、関西国際空港内を含む300か所以上のショッピング施設や観光スポットで優待特典を用意する。

2017年度は2000円券の設定で、2月末までに16万枚以上を販売。好評な上、訪日外国人旅行者が追加チャージをするケースが増えたことから、2018年度は3000円券(デポジット500円含む)に変更して販売する。3000円券の販売は、2018年4月16日から。

販売個所は、関西空港駅と今日阪神の主要駅を中心に19か所を用意。鉄道路線マップ付き利用ガイドを配布する。また、専用ウェブサイトでも、優待特典情報や関西の観光情報を提供する。

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