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トリップアドバイザー、宿泊施設向けに新たな広告商品、確度の高い見込み客に自動表示でクリック課金

トリップアドバイザーは、新たな広告ソリューション「スポンサー提供枠(Sponsored Placements)」の導入を発表した。このソリューションを活用することで、宿泊施設はターゲットとなる利用者に対して露出度の高い広告枠で宣伝することが可能になり、確度の高い見込み客を獲得できるようになる。

「スポンサー提供枠」では、月額のクリック単価予算を3つのオプションから選ぶことで設定できることから、施設のオーナーは予算の上限を設定することが可能。また、予算額を自由に設定できる機能についても近日導入される予定だ。

「スポンサー提供枠」によるセルフサービス広告は、該当エリアで関連する宿泊施設を検索している確度の高い見込み客を対象として自動的に表示され、セルフサービス広告が獲得したクリック数に対してのみ課金される。

トリップアドバイザーは本格導入に先立ち、ベータ版を3か月間提供したところ、1万軒を超える施設オーナーがスポンサー提供枠を利用。さらに、5500を超える旅行先で何千件ものセルフサービス広告が掲載された。

「スポンサー提供枠」は、 ビジネスアドバンテージを登録済みで、 かつトリップアドバイザーを通じて料金および空室状況を公開しているすべての宿泊施設が利用することができる。ビジネスアドバンテージとは、競合施設との差別化を図り、レピュテーション(評判)マネージメントの測定・強化を行うことができるプロダクトのこと。