プリンスホテルの新会員制ホテル事業、2019年に軽井沢で2軒を開業へ、新設ヴィラとホテル客室転用で

プリンスホテルは新事業の会員制ホテル事業「プリンス・バケーション・クラブ」の第1弾として、2019年7月に軽井沢の「浅間プリンスホテル」の敷地内に、2施設の開業を予定する。

開業するプロパティのうち、「プリンス・バケーション・クラブ・ヴィラ軽井沢浅間」は15棟のヴィラからなる新設のホテル。ゴルフコースに隣接し、全棟が80平方メートル以上のゆとりある広さを備える。うち、2棟は利用者が愛犬と一緒に過ごせるドッグヴィラだ。共有性の会員権として、全15棟、総口数80口を販売する。

一方の「プリンス・バケーション・クラブ軽井沢浅間」は、浅間プリンスホテル内の客室を転用した48室の会員制ホテル。ファミリー層や3世代に対応した客室を増設する。預託性の会員権として全48室、総口数576口を販売する。

これに合わせ、敷地内には自家源泉を使用した温泉棟を新設。ホテル棟と温泉棟を結ぶモノレールも新設する。浅間プリンスホテルの宿泊客は有料とするが、プリンス・バケーション・クラブの会員は無料で利用可能とする。また、フロント、レストランのバリューアップ投資も行なう。

開業に向け、2018年4月23日から、西武グループの会員組織「SEIBU PRINCE CLUB」のプリンスステータス・プラチナメンバー、ゴールドメンバーを限定して会員募集を実施。6月中旬から第1次の会員募集を開始する。1次募集価格(予定)は、プリンス・バケーション・クラブ・ヴィラ軽井沢浅間の1300万円台~/口、プリンス・バケーション・クラブ軽井沢浅間は370万円台~/口(うち、預託金150万円)。その他、年会費等が必要。

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