ホテル・ニューオータニがAI(人工知能)チャットを導入、コンシェルジュサービス拡充の一環で

東京のホテルニューオータニは訪日外国人の滞在客向けに、スマートフォンで利用できるAIチャットコンシェルジュ「Bebot」のサービスを導入する。

ホテルニューオータニでは2020年の東京オリンピックに向け、訪日外国人の快適な滞在環境づくりを進めており、今回のサービス導入はその一環。全1479室と38のレストラン&バー、広大な日本庭園などの各種付帯施設のある大型ホテルの中で、滞在中の疑問を気軽に質問でき、ホテルの魅力をより楽しめるように導入を決めた。

また、ホテルニューオータニでは2017年、コンシェルジュサービスを拡充し、専用デスクを増設。コンシェルジュチームを強化している。今回のAIチャットサービスについては、英語圏や中国語圏ではメジャーになっていると判断。チャットサービスによるシームレスでデジタルな案内と、コンシェルチームによるきめ細やかなサポートで、ホテル滞在をトータルサポートする体制を整えるとしている。

具体的にBobotが行なうのは、客室や館内に関する問い合わせへの対応。また、周辺の観光スポット紹介や、飲食店予約なども行なう。いずれも、英語と中国語でリアルタイムで対応する。


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