60代シニアのスマホ所有率が5割超に、初めてガラケーと逆転、70代も3割超 -NTTドコモ

NTTドコモ モバイル社会研究所は、2018年1月のシニア調査の結果として、60代のスマートフォンの保有率が5割を超え、初めてフィーチャーフォンの所有を上回ったと発表した。70代も31%となり、3割を超えた。

調査は2015年、2017年に続く3回目の実施で、60代のスマートフォンの所有率は2015年の33%から2017年には45%に上昇し、2018年は11ポイントの増加と高い伸び率で推移。70代は2015年の18%から2017年は21%であまり変わらなかったが、2018年は10ポイント増と2桁増となり、スマホ所有率が急速に増加している。一方、フューチャーフォンは60代、70代ともに2017年と2018年の所有率は微減で、この1年の減少幅は鈍化した。

また、PCを含むICTデバイスの保有状況を姓年代別で見ると、男性は60代、70代ともスマホ所有が2割程度伸びた。60代は「スマホ&PC」の2台所有が36%で最も多いが、70年代は「スマホ&PC」と「フィーチャーフォン&PC」、「フィーチャーフォンのみ」がそれぞれ2割とばらける結果に。「未所有」も2割存在し、2015年の18%とあまり変わらない割合で存在することが明らかになった。

女性は、60代ではスマホ所有が3割弱伸びた。所有状況では「スマホ&PC」が37%で最も多い。70年代はフィーチャーフォンの保有が7割とが圧倒的に多く、そのうち「フィーチャーフォンのみ」が46%を占めた。「未所有」は17%で、男性同様に2015年の20%とほぼ同程度であることも判明した。

調査は関東1都6県の60~79歳男女を対象に実施。性別、年齢、都市規模で割付、サンプル回収数は510。

発表資料より

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