フリーWi-Fiスポット活用で収益事業の商業化へ、接続時にコンテンツ掲載で、東京・渋谷でNTTドコモらが実証実験

発表資料より

一般社団法人渋谷未来デザインとNTTドコモは2018年5月25日~6月30日まで、フリーWi-Fiスポットの活用で事業収益を得るビジネスモデルの商業化を目指し、実証実験を開始する。

代々木公園で開催されるイベントにあわせ、代々木公園の一部をフリーWi-Fiスポットとし、Wi-Fiを活用したNTTドコモの広告ビジネスモデル「アドWi-FiTM」の仕組みを活用。W-Fi接続時に表示されるウェブページ上で、イベントに関連するコンテンツを掲載し、代々木公園の訪問者に利用してもらう仕組みを提供する。

本実証実験では、2018年6月16日~17日に開催される「鹿児島焼酎&ミュージックフェスティバルin代々木公園」と連携。ウェブページ上では鹿児島市の特産品や観光をPRすることで、事業収益とともに都市活性化と地方創生の実現も図っていく。

さらに本実証実験では、渋谷区内の公共施設や観光案内所、民間施設の各所もフリーWi-Fiスポットとし、渋谷を訪れた人々に、街の関連情報を紹介する。

NTTドコモでは実証実験の結果をもとに、渋谷や地方都市と連携したコンテンツや広告の掲載による収益化を検討。2018年度中の商用化を目指す。あわせて渋谷区内のフリーWi-Fiスポットも拡充し、訪問者の利便性向上を図っていく。

発表資料より

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