東京都、民泊用の「多言語文例集」を公開、騒音や火災防止など目的別に5か国語で

東京都はこのほど、民泊事業者向けに「多言語文例集」を作成した。法律で義務化されている施設の利用案内やルールなどの説明について、日本語のほか、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語による文例を公開。ピクトグラムも併記して、分かりやすい情報提供を支援している。

文例集は、騒音やごみ処理、火災防止など、目的別に構成。また、項目ごとに、外国人対応のポイントを記載し、参考となる情報も充実させた。例えば、火災防止のために配慮すべき事項としては、外国人旅行者は日本の調理器具などに不慣れな場合も多く、火災発生の危険も高まることを説明。東京都が提供する災害時初動対応マニュアルへのリンクなどを提供。英語表記を併記した避難経路図の作成例なども示している。

そのほか、掲示例として(1)設備の使用方法、(2)交通手段について、(3)周辺地域への配慮について、(4)火災防止について、(5)火災・地震その他災害が発生した場合、の5項目をカバーしたワード文書も公開。例えばチェックイン・アウト時間や緊急連絡先など、施設ごとに異なる情報を記載して提供できるようにしている。

「火災防止」に関する多言語文例:東京都 発表資料より

詳細は以下のページから参照できる。

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