JTB、アナログ地図を位置情報と連動する「ストローリー(Stroly)」に資本参加、旅行者向けサービス開発で提携も

オンライン地図サービスを展開するStroly(ストローリー)はこのほど、総額約2.5億円の資金調達を実施した。複数ファンドやJTBなどを相手先とする第三者割当増資をおこなったもの。

また、JTBとは包括的業務提携をおこなうことで合意。今後は両社連携のもと、位置情報と連動したオンラインマップで旅行者に地域の魅力を伝える新たなプラットフォーム開発を進める。

「ストローリー」は、アナログ地図からオンラインマップを作成でしたり、公開中の地図を検索・利用できるサービス。例えば自分で作成した手書き地図や古地図を投稿し、位置情報をリンクして公開することが可能。さらに、公開したマップをQRコードで配布したりウェブページに埋め込むこともできる。アプリのダウンロードは不要で、ウェブ上で利用可能な点も特徴だ。

JTBは今年4月より、デジタル技術を用いたタビナカ体験価値の向上や地域交流を創造する取り組みを強化しているところ。今回の事業では、地域の魅力を伝える紙の地図やガイドマップを含め、地図コンテンツをオンライン利用できることに着目。旅行者の新たな体験価値の創出につなげる考え。

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