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中小機構がインバウンド支援、有識者を講師に富裕層獲得セミナー開催、具体的な準備や情報発信などで

中小企業基盤整備機構(中小機構)関東支部は、外国人富裕層をターゲットとしたインバウンド支援に乗り出す。第一弾として、中小企業や地域向けに外国人富裕層の消費動向や視点、獲得のポイントなどを解説するセミナーを開催。伝統文化など外国人富裕層に人気の高いコンテンツを持つ事業者の参入を促すとともに、ランドオペレーターなどとのマッチングにもつなげたい考えだ。

インバンドビジネスでいま最も注目されているのが旅行消費額。その鍵を握るのが、ここでしかできない体験や感動、生産者とのコミュニケーションなど、満足度の高さによっては金に糸目をつけない外国人富裕層だ。その一方で、高付加価値商品やサービスを提供している日本の現場の多くは、「どうアプローチしていいかわからない」、「関心はあるが、何が受け入られるのか」といった悩みから二の足を踏んでいるケースも少なくない。

中小機構は2018年10月から11月にかけて4回にわたりセミナーを開催。日本政府観光局(JNTO)、JTBグローバルマーケティング&トラベルのほか、ザ・リョカンコレクション、かよう亭(石川県山中温泉)、長野県白馬村観光局といった外国人富裕層へのアプローチで先行する有識者を講師陣にそろえ、富裕層ビジネスにおける具体的な準備や発信の仕方などを提案する。

参加費は無料。プログラム詳細や来場登録は以下ウェブサイトまで。

中小企業基盤整備機構(中小機構)関東支部