出張の宿泊管理「HRS」、ホテル価格適正化ツールを発表、AI導入で不要なコスト削減

出張宿泊管理ソリューションのHRSはこのほど、AI技術を用いた出張者向けホテルの価格適正化ツール「レートフィルター」を提供開始した。

このツールは、GDSやオンライン予約サービス、モバイルアプリなどに表示された宿泊費を検知し、不適正な価格で予約してしまうことを防止するもの。AI(人工知能)による機械学習機能を活用している。

GBTA(グローバルビジネス旅行協会)による2017年の調査では、企業は交渉した法人レートよりも14%高いホテル料金を支払っているとの結果に。HRS社でも多くの企業向けホテルプログラムが不正確な価格が表示されていることを確認。本来削減できるコストは、世界中で約740億円に及ぶと分析している。

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