京都・大原野神社、台風被害の修復でクラウド資金調達、初の紅葉ライトアップイベント開催にあわせて

京都市西京区の大原野神社で2018年11月17日から25日まで、紅葉夜間ライトアップイベントが開催される。同神社での紅葉ライトアップは今回が初めて。

イベントでは、一の鳥居から社殿に続く山道の両脇に繁る紅葉をさまざまなイルミネーションで彩り、足元は洛西の特産である竹を使った灯籠で幻想的な雰囲気を演出。期間中の17日、18日は、通常は非公開となっている神様に備える御神水の特別授与と鯉沢の池で願いを込めたご献灯を行なえる特別イベントを開催する。

これにあわせ、大原野神社ライトアップ「光と水」実行委員会は、クラウドファンディングでのプロジェクトを開始した。先日の台風で樹齢450年の大木が倒れ、損壊した御神饌所を、日常的に御神水が給水できる施設に改修するのが目的。ライトアップイベントの費用は、地元の有志の支援やイベント拝観料を原資とするが、御神饌所の整備にかかる数百万円の建築費の一部にクラウドファンディングで集めた支援金を使用する。

目標金額は98万円。3500円~15万円のコースを用意し、それぞれにリターンも用意した。リターンには、「貸切特別ライトアップ30分」や、「夜間特別フォトウェディング撮影」なども含まれている。クラウドファンディングの実施期間は、10月13日から11月17日まで。


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