現地ツアー大手「ベルトラ」、12月に東証マザーズ上場へ、日本語では1万3000点以上の商品を提供

現地ツアー予約「ベルトラ」は2018年11月20日、東京証券取引所からマザーズ上場承認を受けた。上場日は12月25日となる予定。

同社は、国内外で145か国・約5000社の催行会社と直接契約をおこない、観光ツアー、文化体験、グルメツアーなどを幅広く提供。主力とする日本語サイトでは1万3000点以上の商品を提供。全言語では3万点以上の商品を扱う。

また、ITを活用したマーケティングと商品企画力を強みに、催行会社との契約から商品情報の掲載、販売、旅行者による参加および参加後の体験談投稿までをカバー。現地を熟知するツアーガイドやドライバーなどが提供する少人数制のツアーも多く、旅行者の需要を分析することで、適切な商品提供を目指す点も特徴的だ。

公募は150万株。引受人の買い取り引受による売出し株数162万株のうち、需要に応じて追加的に提供するオーバーアロットメントによる売出しは46万8000万株。公開価格決定日は12月13日で、申し込み期間は12月14日から19日まで。価格は需要積み上げ方式(ブックビルディング方式)で決定する。

同社の2017年度決算(2017年1月~12月)は営業収益が前年同期比22.2%増の28億2570万円。そのうち大部分を占める海外旅行部門は28%増の24億369万円で、インバウンド部門は142.5%増の3319万円。営業利益は5958万円、経常利益は3569万円。主要株主は、Paxalan S.à r.l.(35.11%)、齊藤精良氏(15.25%)、プレンティー(13.49%)など。

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