JR九州、タイ・バンコクでホテル事業に参入、マリオット「アロフトホテル」経営権を取得

JR九州は、タイ・バンコクでホテル事業に参入する。タイ現地法人のJR九州ビジネスディベロップメントを通じ、マリオットインターナショナルグループが展開する「アロフト バンコク スクンビット 11(loft Bangkok Sukhumvit 11)」の土地建物を賃借。併せて経営権を取得したもの。

「アロフト」はマリオットのライフスタイルホテルブランド。同物件はバンコク都内でもにぎやかなエリアで、バンコクスカイトレイン(BTS:高架鉄道)のナナ駅から徒歩約7分の場所にある。

構造は地上32階建て・298室。キングベッドルームが206室、ツインベッド84室、スイート8室。仲介者は森ビル不動産投資顧問。運営はマリオットインターナショナルがおこなう。

JR九州では、昨年、現地でサービスアパートメントや分譲マンションプロジェクトを展開しており、今回の物件はタイでの不動産事業第3号案件となる。今後も同社の中期経営計画で掲げる「新たな事業と九州外エリアへの挑戦」戦略にもとづき、東南アジア市場での展開を積極化する。

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