クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018、初の国土交通大臣賞は郵船クルーズ「飛鳥II」の世界一周に

国土交通省は日本外航客船協会(JOPA)が主催する「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」のグランプリに、国土交通大臣賞を付与した。

同アワードは、日本で販売されたクルーズ商品のうち、オリジナリティーに溢れ、かつ、日本のクルーズ市場拡大に貢献したものなどを表彰する制度。グランプリへの同賞の付与にいて国土交通省では、2017年の日本人のクルーズ人口(32万人)と訪日クルーズ旅客数(253万人)が双方とも過去最高となったことを踏まえ、日本発着クルーズの振興が観光立国や地域振興を推進する観点でも重要としている。

初の国土交通大臣賞(グランプリ)に選出されたのは、郵船クルーズの「飛鳥II 2018世界一周クルーズ」。即日完売する人気ぶりが、世界一周クルーズの存在意義を明確に証明したことに加え、寄港地選びでは政情不安な地域などがある中で丁寧に選定し、運航の安全と利用者の満足を両立したことを評価した。

その他、各賞の受賞者は以下の通り。授賞式は2018年12月13日に、海運クラブで開催する。

クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018 受賞者

国土交通大臣賞(グランプリ)(1点)

  • クルーズ名:「飛鳥II 2018年世界一周クルーズ」

    社名:郵船クルーズ

優秀賞(4点)

  • クルーズ名:「MSCスプレンディダ」で行く実りの秋、彩の日本一周クルーズ10日間

    社名:ジャパネットホールディングス

  • クルーズ名:「にっぽん丸」一連のワンナイトクルーズによる市場開拓

    社名:商船三井客船

  • クルーズ名:世界遺産とまだ見ぬ地を巡る悠久のオリエンタルクルーズ

    社名:日本クルーズ客船

  • クルーズ名:阪急交通社創業70周年特別企画 2018年ゴールデンウィークW(2船同時)チャーター

    1、桜舞い踊る春色クルーズ 2018年日本初寄港「MSCスプレンディダ」
    2.南国の楽園夏色クルーズ 2018年日本初寄港「ノルウェージャン ジュエル」
    社名:阪急交通社

特別賞(3点)

  • 対象:気軽にSlimCruise船旅・クルーズフェリーをもっと身近に

    社名等:サンスターライン

  • 対象:新宮港(和歌山県新宮市)

    社名等:和歌山県県土整備部港湾空港局、和歌山県新宮市役所企画制作部

  • 対象:木更津港

    社名等:みなとまち木更津プロジェクト推進協議会(木更津市経済部観光振興課)

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