中華圏の「日本で体験してみたい」のクチコミ分析2019、上位に 「(アイドル)握手会」「美容院」「エステ」など、森林浴など癒やしのニーズも

中国の消費情報と中国SNSデータ(クチコミ)の分析ツールを提供するWEBメディア「中国トレンドExpress」は、まもなく迎える中国の旧正月「春節」を前に、訪日中国人のニーズについて、Weiboなど中国のSNS上のクチコミで「○○したい」という希望が書かれた情報を集計しランキングにした。

それによると、日本独特のアイドル文化である「握手会」や、越境ECで高い人気を誇る日本製化粧品をきっかけに日本の美に関心が高まっていることから「美容院」が上位にランクイン。また、「温泉に入りたい」「エステに行きたい」などスキンケアにちなんだ体験も人気となっている。

このほか、SNS上では「春節くらいはゆっくり休みたい」といった声も多数あり、「お寺に行きたい」「森林浴をしたい」「スキューバダイビングをしたい」など日本に癒しを求める人が多くなっている結果も出た。

第1位は引き続き「買い物がしたい」。しかし、その内容には変化が生じているとしている。”爆買い”が大きく話題となった2014年の「○○したい」ランキングでは、「ブランド品を安く買いたい」「日本の家を買いたい」「福袋が欲しい」など欲しいモノに関するクチコミが散見されたものの、最新のランキングでは、中国国内での価値観の多様化が見られ、欲しいモノに関するクチコミは上位に無いことから、買い物の内容にも変化が表れていることが推測されると分析している。

報道資料より

調査期間は2019年分(2018年10月31日~2019年1月15日)、2018年分(2017年11月1日~2018年1月16日)、2017年分(2016年11月2日~2017年1月17日)。調査対象は新浪微博(Weibo)、WeChatパブリックアカウント、BBS、個人ブログに投稿されたクチコミデータ。

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