アクティビティ予約のタビナカ社、ハワイの現地ツアー会社を取得、テクノロジー活用のプロダクト開発を加速

海外オプショナルツアーの予約サイト「タビナカ社」は、HOPの商号で知られるハワイの現地ツアー会社Wakeboard School Hawaiiの全株式を取得し、完全子会社化した。

HOPは1990年設立。ハワイで28年営業し、月間約3000人が利用。特にハナウマ湾ツアーなどオアフ東部のツアーに強みを持つ。

HOP代表取締役の河野啓司氏はタビナカの子会社となったことについて、「旧態依然とした業界でこれからどうやって会社を成長させていくかを考えた上で選んだのがタビナカだった」とコメント。タビナカのマーケティング力や企画力と、HOPが培ってきた現地の信頼をあわせ、変化の激しい旅行者ニーズに合った旅行体験を作っていくとしている。

一方、タビナカ取締役COOの今野珠優氏はHOPについて、過去2年はタビナカからの送客をしていたが、利用者からの評判が良く、「業務合理性と旅行体験の本質的な価値を考え抜いて運営されてきた会社」と評価する。HOPではこれまでもバーチャルガイドアプリを独自開発し、ガイド業務の最適化や生産性の向上にも力を入れていることから、今後はテクノロジーを活用したプロダクト開発を加速し、着地型観光テクノロジーの開発を進めていく方針だ。



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