ナビタイム、中国人訪日客にWeChatアプリ内で乗換案内を提供、中国国内の都市交通の乗換アプリと統合も視野

ナビタイムジャパンは2019年6月6日から、中国人訪日客にWeChat(ウィーチャット)アプリ向け「乗換NAVITIME」の提供を開始した。ダウンロードなしで利用できるミニプログラムの機能として中国語(簡体字)で提供。同社によると、ミニプログラム向けに日本の乗換案内に特化した機能は日本企業初という。

ミニプログラムはウィーチャット内のアプリのメニューにタッチするだけで利用できる機能で、利用者は中国で5億人に上るといわれている。中国本土で使い慣れたアプリを提供することで、利用者の拡大を図る。

機能は日本人向けアプリをベースにしているが、中国の発音記号である拼音(ピンイン)での駅名入力や駅ナンバリング、現在地周辺駅を優先表示するなど、中国人訪日客に便利な機能も備えた。今後は乗換案内に加え、航空券、ホテル予約などタビナカ機能を拡充するほか、中国内の都市交通乗換案内アプリの機能と統合し、タビアトも継続して利用できるよう開発を進める。

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