観光庁、「観光ビジョン実現プログラム2019」を発表、国立博物館・美術館の夜間開館などコンテンツ充実へ、情報発信の一元化も

観光庁は「観光ビジョン実現プログラム2019」を発表した。2018年8月から2019年9月にかけ、内閣官房長官を議長とする観光戦略推進会議を計10回開催して取りまとめたもの。訪日外国人旅行者数2020年4000万人、2030年6000万人の目標達成に向け、外国人が楽しめる環境整備、観光コンテンツの充実、日本政府観光局と地域の適切な役割分断と連携強化などを盛り込んだ。

観光ビジョン実現プログラムは、まずは多言語対応や無料Wi-Fi、キャッシュレスなどの受入環境整備を早急に進めていくと言及。こうした環境整備に合わせて国立博物館・美術館の夜間開館、寺泊や城泊、スノーリゾートの再生など、地域の新たな観光コンテンツの開発に取り組むとしたうえで、日本政府観光局が一元的に発信するための体制強化を図るとしている。また、「非常時の外国人旅行者の安全・安心確保のための緊急対策」についても、確実な実現を目指すとした。顔認証システムなどによる出入国の迅速化も図る。

発表された内容の詳細は以下から閲覧ができる。

観光ビジョン実現プログラム2019(PDFファイル、70ページ)

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