日本人の夏休み旅行2019、人気トップは「北海道」、友人と行くより「ひとり旅」の人気高い傾向に -トリップアドバイザー

トリップアドバイザーは日本人ユーザーを対象に実施した、夏休み旅行の意識に関するアンケート調査の結果を発表した。

これによると、夏休みに旅行をする意欲のある人は83%で、その70%以上が国内旅行を検討。旅行先は北海道(22%)、長野県(17%)、沖縄県(15%)がトップ3だった。同行者は夫婦含むカップル(40%)、家族(29%)の順で、一人(21%)が友人(10%)を上回った。

旅行のテーマは都市観光(42%)が最多だが、海・ビーチ(28%)やリゾート(23%)、山岳(15%)、国立公園(10%)など、都市を離れる方面への旅行を希望する人は8割近くとなった。旅行期間では、1週間以内(38%)、2泊(24%)、1泊(17%)、2週間以内(14%)の順。予算は海外旅行を含めて30万円以上(21%)が最も多く、全体平均でも約16万円と高水準だったという。

また、トリップアドバイザーでは同サイトのデータをもとに算出した、2019年7月と8月の平均宿泊費を発表。宿泊地によって月別の平均宿泊費に大きく差があったり、7月の方が高い宿泊地があるとし、宿泊地や時期を選ぶことで宿泊費を抑える旅行ができるとアドバイスした。

例えば北海道の富良野市は、夏期(6月1日~8月31日)の平均宿泊費は約2万307円だが、7月は約2万3202円で3000円以上高く、8月はほぼ平均宿泊費になっている。一方、長野県軽井沢町では夏期の平均宿泊費は約3万924円、7月は約2万8928円だが、8月は約4万889円となり、7月よりも1万円以上高くなるという。

同調査は20119年5月、トリップアドバイザーを利用する16歳以上の日本人男女を対象に実施し、サンプル数は1311人。平均宿泊費は、トリップアドバイザーと提携サービスで予約できる宿泊施設で、バブル評価が4以上の宿泊施設を対象に算出した。

日本人の夏休み旅行先トップ10と代表都市の平均宿泊費:トリップアドバイザー発表資料より

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