JR九州高速船、福岡/釜山航路で新型高速船を導入、上級クラスも展開で2020年夏から

JR九州高速船は2020年7月15日から、福岡/釜山航路で新型高速船「QUEEN BEETLE」を就航する。

ビジネスクラス(仮称)はプライバシーに配慮したシートボックスを採用。シートピッチは約1400mm、リクライニング60度で、全席USBとAC電源、読書灯付き。最前列には展望席とラウンジが設けられる。博多港発午前便には「ななつ星in 九州」に食事を提供する大分の創作料理店が監修した軽食やスイーツを提供する予定だ。

スタンダードクラス(仮称)のシートピッチは約1000mmで全席USB付き。コンパートメントシートで家族や仲間とのひとときを楽しめるようにした。

そのほか、船内には免税店や売店、サンデッキを設置。女性専用のパウダールーム(ビジネスクラスのみ)や授乳室、キッズルームも提供する。既存Wi-Fi回線のバックアップとして衛星通信を導入するほか、船内キャッシュレス化も進める。

2020年7月15日の就航初便は、博多港9時30分発、釜山港13時10分着。グループ・団体特別料金は平日往復1万6000円から。8月1日から、8名以上のグループ・団体を対象に、一般販売開始前にリクエスト受付をおこなう。

QUEEN BEETLE

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