JAL、モスクワの発着空港を変更でシェレメチェボ空港に、乗り継ぎ利便も向上

日本航空(JAL)は2020年夏期スケジュールから、成田/モスクワ線の就航空港を、現在のドモジェドボ空港からシェレメチェボ空港に変更する。

シェレメチェボ空港はモスクワ市内中心部からの交通アクセスが良く、2012年以降、欧州のエアポート・サービス・クオリティ・アワードの上位にランキングされるなど、評価も高い。

また、ロシア最大のネットワークを有するアエロフロート・ロシア航空のハブ空港でもあり、ロシア国内外への乗り継ぎ利便の向上も期待できる。JALは2017年にアエロフロート・ロシア航空と包括的業務提携を締結しており、2020年夏期スケジュール中にも、同空港発着の一部路線でコードシェアを開始する予定だ。

シェレメチェボ空港への変更時期の発表は、11月中旬になる予定。確定次第、航空券の予約変更等の案内を行なうとしている。

なお、成田/モスクワ線については2019年度夏期スケジュールから実施しているデイリー運航を、冬期スケジュール期間も継続。ただし、2020年1月14日~2月29日までは、週4便で運航する。このほかJALは、2020年度から成田/ウラジオストク線の新規就航も予定しており、ロシア方面へのネットワーク拡大を強化している。

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