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南米LATAM航空、ワンワールド脱退へ、スカイチームのデルタ航空が20%の株式取得で

南米のLATAM航空は、ワンワールド・アライアンスから脱退する模様だ。すでにワンワールドは、その意向を確認し、以下のようなコメントを発表している。

「LATAMはワンワールドに対して、ワンワールド以外の航空会社とパートナーを組む決断をしたと伝えてきた。さらに、正式な契約要件に従って時期が来ればワンワールドを脱退する意向も伝えてきた。ワンワールドとしてはその決断に失望しているが、LATAMは長きに渡って我々の価値あるメンバーだったことも確かだ。今後はLATAMの成功を願う。我々のプライオリティは我々の顧客にある。LATAMがワンワールドに在籍しているあいだ、引き続き顧客に対して価値を提供していく」

「ワンワールドは引き続き高品質な航空会社の集まりだ。アメリカン航空とカンタス航空とのジョイントベンチャーが認可されるなど、加盟航空会社はお互いにパートナーシップを深め、有意義な歩みを進めている」

スカイチームのデルタ航空は近頃、LATAMの株式20%を19億米ドルで取得。さらに、戦略的パートナーシップの形成に向けて3億5,000万米ドルを支援することでも合意している。この動きに対してLATAMとのジョイントベンチャーを模索していたワンワールドのアメリカン航空は反発してきた。