ヴァージン豪航空、羽田/ブリスベン線に就航へ、3年間で経済効果2億5400万豪ドル見込む

ヴァージン・オーストラリアは羽田/ブリスベン線を開設し、2020年3月29日から1日1便体制で運航する。羽田発着では初のブリスベンを結ぶ直行便で、全日空(ANA)との相互コードシェアで運航。スケジュールは未定だが、シドニーなどブリスベン以遠の国内線への接続も配慮した調整を行なう予定だ。

使用機材はエアバスA330-200型機で、機内食などフルサービスを提供。機内エンタテイメントの日本語コンテンツや割いて1人の日本語対応乗務員も登場する予定だ。また、有料だが、ほとんどの便でWiFi使用にも対応する。

ブリスベンが位置する豪クイーンズランド州政府は同路線を獲得したことで、今後3年間で経済効果が2億5000万豪ドル、雇用創出効果は2760人に及ぶとの予想を発表。2019年6月現在、日本人観光客数は年間21万2000人、消費額は4635億豪ドルで3番目に大きいインバウンドマーケットとなっているが、同州政府は今後、さらなる観光業の景気活性を見込み、観光投資を図っていく方針だ。

同州政府は、同州への新規就航の取り組みを強化しており、これまでの実績は計28便・300万座席以上に。これによる経済効果は20億豪ドルに及ぶという。

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