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東急グループ、交通・映画・食事がセットの定額制(サブスク)パスを発売、1ヶ月1万8000円から

東急グループは、2020年3月1日から、東急線沿線で交通、映画、食事が一体となったサブスクリプション型(定額制型)チケット「東急線・東急バスサブスクパス」の実証実験を開始する。電車、バス、電動自転車などの交通手段と映画や食事などの生活サービスが一体となった定額制サービスは日本初の取り組み。

このサービスでは、1カ月単位で東急線全線、東急バス全線の乗り放題乗車券を基本として、「109シネマズ」の映画観放題パス、東急線沿線の駅構内にあるそば屋「しぶそば」の定額パス、専用電動自転車&駐輪場の貸与サービスの中から、追加サービスとしていずれか1つ以上選択し、好きな組み合わせでセット販売を行うもの。専用電動自転車&駐輪場の貸与サービスは、東急線全線の乗り放題乗車券のみに追加することもできる。

申込者には、東急線全線、東急バス全線の乗り放題乗車券(磁気券)に、選択した追加サービスが印字されたサブスクパスを郵送。追加サービス付きのサブスクパスを提示することで、「109シネマズ」の対象映画館では有効期間内であれば何度でも映画を鑑賞できるほか、「しぶそば」では、全12店舗(一部新規開業予定)で1日1回かけそば、またはもりそばを食べることができる。また、専用電動自転車&駐輪場の貸与サービスでは、東急線沿線の一部の駐輪場に、申込者の専用電動自転車と駐輪スペースを用意する。

サブスクパスの価格は1カ月1万8000円(税込)から。有効期間は1カ月間で、2020年3月、4月、5月から選択できる。