箱根の混雑状況を一元発信へ、国道1号線や大涌谷の渋滞回避で、箱根観光協会らが連携

箱根DMO(箱根町観光協会)は2021年1月25日から、神奈川県の道路混雑情報や大涌谷駐車場の満空情報などを観光ウェブサイトやデジタルサイネージ上で一元的に発信する取り組みを開始した。神奈川県の「混雑緩和に係る新たな観光モデル創出推進事業」を受託し、小田急箱根グループ、伊豆箱根グループ、藤田観光、神奈川県公園協会、ジョルダン、カンドウコーポレーションと連携。コロナ禍で接触を避け、快適で満足度の高い観光を目指す。

バスロケーションシステムを活用した国道1号線(宮ノ下~箱根湯本)の所要時間発信や大涌谷駐車場の満空情報、待ち時間などを発信する。また、小田急箱根グループと伊豆箱根グループの運行情報を統一デザインに集約。視認性を高め、箱根DMOが運営する観光サイト「箱根全山」やサイネージ上で情報を発信することで、来訪者の渋滞、密を回避し、混雑の少ないルートへの回遊促進を図る。

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