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タイ国政府観光庁、シンガポール線でLCCタイ・エアアジアと共同キャンペーン、若者層の誘客を強化

タイ国政府観光庁(TAT)は、シンガポールからのミレニアル世代や若いカップルをターゲットとしたキャペーンを、タイ・エアアジアと共同で進める。

具体的には、2022年5月から7月にかけて、タイ・エアアジアのシンガホール/バンコク(ドンムアン)線とシンガホール/プーケット線で展開。期間中に3000席以上をターゲット層に販売する。また、同航空は今後、シンガポール/チェンマイ線もキャンペーンに追加する計画。

タイは5月1日から、ワクチン接種を完了した海外旅行者について、出発前および到着後のPCR検査を2022年5月1日から廃止。水際対策を大幅に緩和した。TATによると、5月1日~6日までにタイに入国した海外旅行者は約8万5000人。シンガホールからの旅行者は、インドとマレーシアに次いで多かった。

TATは、2022年の海外旅行者数を1000万人、観光収入は6258億バーツ(約2.3兆円)に達すると試算。このうち、短距離市場では、アセアン諸国から110万人、オーストラリアから20万人、インドから45万人を見込んでいる。

※バーツ円換算は1バーツ3.7円でトラベルボイス編集部が算出