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台湾、日本向けの観光アンバサダーに俳優・妻夫木聡さん、2年連続で起用、プロモーション映像も公開予定

台湾観光庁は、2025~2026年の日本市場向け台湾観光アンバサダーに俳優の妻夫木聡さんを起用すると発表した。妻夫木さんは、2024年からの継続起用となる。2024年に台湾を訪れた日本人旅行者数は前年比42%増の131.9万人で、台湾観光庁は「大きな話題を呼び、若年層のみならず、40代以上の高感度も高まった」と、2年連続での起用の理由を説明した。

妻夫木さんは今回、「台湾への偏愛」をテーマに、台南や高雄を訪れ、芸術文化や地域信仰、伝統市場など南台湾ならではの魅力を体験。CM撮影の体験を振り返り、「台湾では初めて訪れても、何度訪れても新しい発見がある」などと語った。

新プロモーション映像は10月中旬に公開する予定で、妻夫木さんは9月25~28日に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催される「ツーリズムEXPOジャパン(TEJ)2025」の台湾パビリオンにも登壇する予定。台湾観光庁は、こうした大型イベントのほか、修学旅行やクルーズ、ファミリー旅行、グルメなどテーマ別のマーケティングを強化する。