北海道富良野市は、2026年4月1日から「ワーケーション展開費用助成金」の受付を開始した。この制度は市外に居住する企業社員やフリーランスを対象に、同市内でのワーケーションに伴う滞在費や旅費の一部を助成するもの。実施期間は2027年3月末までを予定しているが、予算額に達し次第終了となる。
この事業は関係人口の創出を目的とし、2026年度は「第2のふるさとづくり」や移住・二地域居住の促進に向けての制度を拡充した。助成メニューは、子育て世代が2週間以上滞在する際の家賃や保育料を支援する「親子向け」、転職せずに移住を検討する層向けの支援、農作業に従事しながら働く人の支援、企業のサテライトオフィス進出検討のための視察支援、5名以上のチーム合宿支援、ボランティア活動を伴う「担い手活動参画型」など、多岐にわたる。
助成内容は事業ごとに異なり、例えば親子向けでは31泊以上の滞在で家賃等に最大15万円、レンタカー代に最大7万円を補助する。また、道外からの4泊以上の一般ワーケーションでは1名あたり2万円を定額助成する。助成を受けるには、事前に市の担当者によるオンライン説明を受けた上で、実施の2週間前までに申込書を提出する必要がある。滞在中の消費額調査への協力や、SNSでの情報発信、体験記の提出が要件となっている。