丸紅は2026年6月2日、沖縄県那覇市を拠点に旅行代理店・レンタカー事業を展開する沖縄ツーリスト(OTS)に出資、子会社化したと発表した。丸紅は中期経営戦略「GC2027」において、長期的な成長が見込まれる事業分野に戦略投資をする方針を掲げている。その一環として、今後、観光が堅調に拡大すると見て観光事業へ本格参入を決めた。
OTSは1958年設立で、県内初のレンタカー事業への参画をした実績を持ち、約600社の観光事業者とのネットワークや年間約20万人のインバウンド顧客との接点を強みとしている。
沖縄県はアジア圏への地理的優位性と豊富な観光資源があり、観光客数・インバウンド客数ともに堅調な伸びを示している。丸紅は、自社が持つフリートマネジメントやDXの知見、グループのネットワークをOTSに提供することで、レンタカー車両の調達・売却の最適化やオペレーションの効率化、顧客開拓支援を推進する。
短中期的にはOTSの収益拡大を図り、長期的には観光領域における事業プラットフォームの構築を目指すとしている。