外務省は、2026年(令和8年)7月1日からのパスポート手数料の改定に伴い、申請窓口の混雑と発行の遅延が予想されるとして、旅行者や出張者に対して早期の取得手続きを呼びかけている。
国内でのパスポート申請は、電子申請・窓口申請ともに通常であれば受領から交付まで約2週間程度だが、7月1日以降の申請については、申請数が作成可能数を上回る可能性が高く、交付までに1か月程度を要する見込みだという。
そのため外務省は、7月に海外への渡航を予定している場合、6月中に旅券を受け取れるよう、十分な時間的余裕を持って申請を行うことを強く推奨している。また、申請から実際に受け取りが可能になるまでの日数は審査状況によって異なるため、各都道府県の旅券事務所のホームページや「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)」で確認するよう呼びかけている。
なお、外務省によると新料金の適用基準は「申請受理日時」となる。このため、6月下旬に申請した場合、実際の受け取りが7月1日以降になったとしても、改定前の手数料額が適用される。
改定後の窓口申請による手数料は、10年用パスポートは現行の1万6300円から9300円になる。18歳未満の有効期限5年用パスポートは、現行12歳以上が1万1300円、12歳未満が6300円からいずれも4800円に引き下げる。電子申請の場合は、10年用パスポートが8900円、18歳未満の5年用パスポートが4400円。18歳以上を対象とした5年用のパスポートは廃止される。