東京観光財団(TCVB)は、このほど「観光学習相談窓口」を開設した。東京都と共同で実施する「東京の観光への理解促進事業」の一環だ。学校現場で導入されている探究学習や、修学旅行における企業訪問などの受け入れ体制を本格化する。
対象は、総合学習や探究学習、進路研究などで観光産業を学びたい全国の中学・高校生。個人やグループ単位での利用が可能で、対面のほかオンラインでの相談にも対応する。グループで受けつけ、所要時間は1時間程度で費用は無料。
学習トピックでは、需要が急拡大しているインバウンドの動向や観光に関わる仕事内容のほか、オーバーツーリズム、地域活性化、アクセシブルツーリズムといったテーマも相談できる。生徒が考案した観光プランへの意見交換などにも対応する。
TCVBでは、これまでも全国からの中高生の訪問を受け入れてきた。直接、観光現場の状況にふれることで、生徒自身がまちづくりや地域の魅力について主体的に考える契機になったという。同財団は「若年層への観光理解促進は、観光産業の持続可能性の観点からも非常に重要」としており、今後も教育現場での活用を広く呼びかけていく方針だ。