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世界旅行ツーリズム協議会、中小観光企業の競争力・発言力強化へ、国際商業会議所と連携、資金・デジタル化などの障壁解消を支援

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)と国際商業会議所(ICC)は、世界の旅行・観光関連企業の85%超を占める中小企業の成長や競争力、発言力を強化していくために協力する覚書に署名した。WTTCの専門知識や知見と、ICCが持つ170か国・4500万社を超える企業ネットワークを結び付け、中小企業を支援していく。

この提携により、調査研究やビジネス情報の共有、ICCの国際ネットワークを通じた企業との連携、官民リーダーの集まる場の設定などに共同で取り組む。規制や人材不足、市場や資金へのアクセス制限、デジタル化の障壁などで影響や不利益を受けやすい中小企業に対し、実践的なガイダンスやツール、人脈、機会を提供することで、競争力を高め、成長できる環境を整えていく。

WTTCのグロリア・ゲバラCEOは、中小企業が旅行・観光分野の中核を担い、地域社会に恩恵を届ける存在であることを強調。「企業から直接政府に情報を提供し、政策立案者と協力して障壁を取り除くことにより競争力を強化し、より多くの投資と雇用を促進することができる」と述べた。

ICCのジョン・デントン事務局長は、「経済が不確実な時代において、中小企業の事業環境を強化することは経済的・戦略的にも不可欠だ。このパートナーシップを通じて、旅行・観光産業の成長が世界中の経済と地域社会に恩恵をもたらすよう尽力する」と説明した。