楽天は、年内に予定していた楽天トラベルサイトの全面リニューアルを来年に延期する。楽天トラベルでは、2018年5月11日から契約する宿泊施設への説明を開始している。
同社によれば、延期の理由は「当初の想定よりもさらに多くの改善案が出てきた」こと。宿泊施設やユーザーにとってより便利で使いやすいシステムにするための検討を進めるなか、社内、およびユーザーや宿泊事業者とのテストを介して様々な案が浮上したという。
当初の予定では、海外ホテル・海外航空券予約でのリニューアルを先行する計画だったが、そのスケジュールも現時点では未確定。今秋に予定していた民泊の掲載についても、確定次第公開する予定だ。
同社では今回のリニューアル延期決定と同時に、宿泊施設に対する説明を開始。十分な理解を促す説明を提供おこなう方針としている。