国土交通省は、空飛ぶクルマの実現に向け、事業者による空飛ぶクルマの機体開発を後押しするための「試験飛行ガイドライン」を公表した。
同省では、官民連携のもと、2025年の大阪・関西万博での空飛ぶクルマの実現を目指しているところ。今回、事業者による「空飛ぶクルマ」の機体開発を加速させるため、空飛ぶクルマを念頭に試験飛行に関する許可基準を明確にし、必要な手続きをとりまとめた。これまで、各部署に分散していた調整・手続きは次世代航空モビリティ企画室で一元的に対応する。
また、申請者の利便性向上のため、条文確認表や申請書ひな形(必要事項をあらかじめ記入済)を公開。空飛ぶクルマの試験飛行などで想定される機体や飛行方法に関する航空法の手続きなどを解説している。