観光庁はこのほど、環境省と連携して実施する「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業(国立公園型)」で、採択した20事業者を発表した。
観光素材としての国立公園の利用拠点となる地区等について、公園利用者向けの施設の整備改善などで高付加価値化を図るもの。地域の関係者が作成する利用拠点計画に基づき、国・地方公共団体と民間事業者が一体となって推進し、観光客の受け入れや利用の増進を促進していく。
採択された事業者は、知床国立公園内の「らうす第一ホテル」や、雲仙天草国立公園の「雲仙宮崎旅館」など。中部山岳国立公園は「立山町観光協会」をはじめ7事業者が採択された。採択結果は以下の通り。
地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値事業(国立公園型)採択結果
(国立公園:事業者名)
- 知床国立公園:らうす第一ホテル
- 阿寒摩周国立公園:弟子屈町
- 三陸復興国立公園:普代村
- 尾瀬国立公園:尾瀬アウトドアスポーツ振興会
- 上信越高原国立公園:志賀高原国立公園整備委員会、山ノ内町
- 中部山岳国立公園:立山町観光協会、白馬岳蓮華温泉、大蓮華山保勝会、奥飛騨温泉旅館合同会社、安村工業、三俣山荘、双六観光
- 山陰海岸国立公園:鳥取市、鳥取県
- 大山隠岐国立公園:高木商店、西亀荘、ツーリストいずも、合同会社出雲日御碕温泉
- 雲仙天草国立公園:雲仙宮崎旅館