観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2022年7月(第1次速報)の日本人延べ宿泊者数は前年同月比29.4%増、コロナ前の2019年同月比では7.1%減の3807万人泊だった。外国人は前年同月比0.1%減、2019年同月比では92.7%減の78万人泊。全体で前年同月比28.6%増、2019年同月比25%減の3885万人泊となった。
2022年7月の客室稼働率は46.7%。2019年同月との比較では16.6ポイント減だった。施設タイプ別では、旅館が33.7%、リゾートホテル46.9%、ビジネスホテル55.5%、シティホテル50.6%、簡易宿所23.6%。県民割などの効果もあり、旅館が2019年同月比で4.8ポイント減にまで回復している。
2022年6月の延べ宿泊者数(第2次速報)は前年同月比73.2%増、2019年同月比24.7%減の3447万人泊だった。都道府県別でのトップ3は東京(2019年同月比27.5%減の445万960人泊)、北海道(同16.2%減の258万7650人泊)大阪(同42.6%減の220万3720人泊)の順。2019年比で増加した県は、茨城(同5.7%増)と山口(同15.8%増)。