日本でのホテル投資額が急増、アジアで最も好調、旺盛な国内旅行とインバウンド回復に高い期待

総合不動産サービス世界大手のジョーンズラングラサール(JLL)は、「ホテル投資ハイライトアジア太平洋地域」を発表した。これによると、同地域におけるホテル投資の中で、日本が最も好調な動きを見せているという。

同地域における2022年1~9月のホテル累計投資額は、前年比16%増の84億円となった。このなかで日本は、23%増の23億米ドルで最多となり、韓国(18億米ドル)や中国(12億米ドル)、オーストラリア(6億9600万米ドル)を上回った。

JLLによると、同地域では観光とビジネス需要の回復が牽引して、ホテル投資を促進。2022年通年では前年比14%増の107億米ドルに、2023年通年では6%増の115億米ドルに増加すると予測している。

なかでも、世界の投資家は日本のホテル資産の取得に積極的だという。旺盛な日本の国内旅行需要と訪日インバウンドの回復、円安などの複数のポジティブな要因を受け、2023年はさらなる伸長が期待されるとしている。

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